春から初夏にかけて人気が高まるレジャーといえば、やっぱり「潮干狩り」ですね。
中でも茨城県の「大洗の潮干狩り」は、アクセスのよさや貝の取りやすさから、毎年たくさんの人でにぎわいます。
でも、いざ行こうと思っても「いつ行けばいいの?」「どこの場所が人気?」「料金は高いの?」と、はじめての方には気になることがたくさんありますよね。
そんなあなたの不安を解消するために、本記事では【2025年最新】の大洗潮干狩り情報をぎゅっとまとめました。
このガイドでは、2025年のおすすめ時期、家族連れにも人気の場所、そして料金や持ち物の目安まで、初心者の方にもわかりやすく紹介しています。
どのタイミングで行けば貝がよく採れるのか、混雑を避けるにはどうすればいいのかといったポイントもお伝えします。
安全に楽しく、大洗の潮干狩りを満喫するための準備に、ぜひお役立てください。
大洗の潮干狩りの時期と見どころ

大洗での潮干狩りは、自然豊かな砂浜で、春の訪れとともに楽しめる人気のレジャーです。
特に、大洗サンビーチは、広大な砂浜が広がり、遠浅で波も穏やかなため、小さなお子様連れのご家族でも安心して潮干狩りを楽しめます。
ここでは、大洗の潮干狩りのベストシーズンや、干潮時間の確認方法、2025年の潮見表と混雑予想について詳しく解説します。
🔸潮干狩りのベストシーズンはいつ?
大洗での潮干狩りに最適な時期は、4月中旬から6月末までです。
この期間は、ハマグリやホッキガイなどの貝類が豊富に採れるため、多くの潮干狩りファンが訪れます。

特に、大潮の日の干潮時間前後1時間が、最も貝が採れやすいとされています。
この時間帯は、潮が大きく引き、普段は海の中に隠れている貝が姿を現します。
🔸干潮時間の確認方法とおすすめ時間帯
潮干狩りを楽しむためには、干潮時間の確認が重要です。 干潮時刻は日によって異なるため、事前に潮見表を確認しましょう。
例えば、2025年のゴールデンウィーク前半(4月27日~の週)は潮回りが良く、絶好の潮干狩り日和となると予想されています。
また、干潮の時間帯は、潮が最も引く時間の前後1時間が最適とされています。
潮位が低いほど、貝を採りやすいので、潮位が低い日を選んで出かけるのがおすすめです。
🔸2025年の潮見表と混雑予想
2025年の潮見表によると、4月中旬から6月末までの間に、大潮の日が複数あります。 これらの日は、潮干狩りに最適な条件が揃うため、多くの人々が訪れることが予想されます。
特に、ゴールデンウィーク期間中は混雑が予想されるため、早めの時間帯に訪れるか、平日を選ぶことで、比較的ゆったりと潮干狩りを楽しむことができるでしょう。
潮干狩りを楽しむための注意点
採取量:一人一日1kgまで ※3cmの貝(はまぐり)の1個の重さが約10gとなります。100個でおおよそ1kgです。
貝のサイズ:3cm未満の貝は採らない

道具:長い爪の熊手や金網付きの道具は使用禁止

大洗で潮干狩りができる場所

大洗で潮干狩りを楽しめる場所は、主に大洗サンビーチです。広大な砂浜が広がり、遠浅で波も穏やかなため、小さなお子様連れのご家族でも安心して潮干狩りを楽しめます。
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※ただし、エリアによって禁漁区と許可区域があるので注意が必要です。
ここでは、大洗サンビーチの特徴やアクセス方法、禁漁区と許可区域の違い、駐車場・トイレ・休憩施設などの情報について詳しく解説します
🔸第1・第2サンビーチの特徴とアクセス方法
大洗で潮干狩りが可能なエリアは、「第1サンビーチ」と「第2サンビーチ」に限られています。 これらのビーチは、遠浅で広大な砂浜が特徴で、家族連れにも人気のスポットです。
特に、第1サンビーチはユニバーサルビーチとして整備されており、誰でも安心して利用できます。
第1サンビーチ: 大洗サンビーチの中でも、比較的北側に位置しています。
第2サンビーチ: 第1サンビーチの南側に位置し、こちらも広々とした砂浜が広がっています。

アクセス方法
- 電車: 鹿島臨海鉄道大洗駅から徒歩約20分
- 車: 北関東自動車道経由 東水戸道路 水戸大洗ICから約10分
駐車場
大洗サンビーチには、5000台収容可能な無料駐車場があります。
ただし、2025年4月~10月および2026年3月の土日祝日・ゴールデンウィーク期間・海水浴期間、町が定める特定の日付は有料(普通乗用車1000円/日)になるので注意が必要です。
🔸禁漁区と許可区域の違いと注意点
大洗町では、潮干狩りが許可されている区域と禁止されている区域が明確に分かれています。
第1・第2サンビーチより南側の海岸は保護区域(禁漁区)となっており、貝類の採取は禁止されています。
これらのルールを守らない場合、漁業権侵害として法的な罰則を受ける可能性があります。
また、採取できる貝の量やサイズにも制限があります。
例えば、1人あたり1日1キログラムまでの採取が許可されており、3センチメートル以下のハマグリや7センチメートル以下のホッキガイの採取は禁止されています。
トイレ
大洗サンビーチには、仮設トイレが設置されています。数か所に5~6台ほどずつ設置されています。
休憩施設
海の家などの売店は、海水浴場開設期間のみの出店となります。
近隣には、日帰り天然温泉「潮騒の湯」や、新鮮な海産物やお土産を取り揃えた「さか天パーク」などがあります。
注意事項
⚫︎潮干狩りをする際は、必ずルールを守りましょう。
⚫︎日焼け対策をしっかりとして、帽子や日焼け止めを持参しましょう。
⚫︎熱中症対策として、飲み物を持参しましょう。
⚫︎お子様連れの場合は、目を離さないようにしましょう。
大洗の潮干狩りの料金とルール

大洗での潮干狩りを楽しむためには、料金やルールを事前に把握しておくことが大切です。
以下では、料金の有無、採取できる貝の種類とサイズ制限、使用可能な道具と採取量の制限について詳しくご紹介します。
🔸潮干狩りの料金は無料?有料?
大洗サンビーチでの潮干狩りは、基本的に無料で楽しむことができます。
入場料や潮干狩りのための特別な料金は設定されていません。 ただし、駐車場を利用する場合は、普通車で1,000円程度の駐車料金がかかることがあります。 また、シャワーや更衣室などの施設を利用する際には、別途料金が必要な場合がありますので、事前に確認しておくと安心です。
🔸採取できる貝の種類とサイズ制限
大洗で採取できる主な貝類には、ハマグリ:ホッキガイ:アサリなどがあります。 しかし、資源保護のため、採取できる貝のサイズには制限が設けられています。
ハマグリ: 3cm以下の鹿島灘ハマグリは採捕禁止です。
ホッキガイ:7センチメートル以下のものを採取することは禁止
採取量: 1人1日1kgまで
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貝類の資源を守り、持続可能な潮干狩りを楽しむことができます。
🔸使用可能な道具と採取量の制限
潮干狩りに使用できる道具にも制限があります。
- 道具: 柄の長さ50cm未満、幅20cm未満、爪の長さ5cm未満で、網のついていないものに限ります。
注意点
- 第2サンビーチより南側の海岸は保護区域となっており、貝類を採捕することはできません。
- ルールを守らない場合、漁業関係法令等に基づき罰せられることがあります。
その他
- 潮干狩りのベストシーズンは4月中旬~6月下旬頃です。
- 干潮の前後2~3時間が狙い目です。
- 潮見表を確認し、潮干狩りに適した日を選びましょう。
参考情報
以上が、大洗の潮干狩りにおける料金とルールの概要です。 ルールを守りながら、自然の恵みを楽しむ潮干狩りを満喫してください。
初心者向け!潮干狩りの準備と持ち物

潮干狩りを初めて体験する方にとって、事前の準備はとても大切です。 必要な道具や服装、安全に楽しむためのポイントを押さえておけば、当日も安心して楽しめます。 特に小さなお子様連れの方は、快適に過ごすための工夫が重要です。
🔸必要な道具と服装のチェックリスト
道具
- 熊手またはスコップ:砂を掘るために使用します。熊手は広範囲を効率的に掘れます。スコップはピンポイントで深く掘るのに適しています。
- バケツ:採取した貝を入れるために使用します。複数個あると便利です。
- 網:貝を洗ったり、砂を落としたりする際に使用します。
- クーラーボックス:採取した貝を持ち帰る際に使用します。保冷剤を入れておくと鮮度を保てます。
- 軍手:手を保護するために使用します。日焼け防止にもなります。
- タオル:汗を拭いたり、手を洗ったりする際に使用します。
- 飲み物:熱中症対策に必須です。水筒やペットボトルに入れて持参しましょう。

服装
動きやすい服装:汚れても良い服装を選びましょう。 長靴またはマリンシューズ:砂浜を歩きやすく、貝殻で怪我をするのを防ぎます。 帽子:日差し対策に必須です。 日焼け止め:日焼けを防ぎます。 羽織るもの:天候の変化に対応できるように、ウインドブレーカーなどを持参しましょう。

🔸安全に楽しむための注意点とマナー
潮干狩りを安全に楽しむためには、注意点とマナーを守ることが大切です。
注意点
⚫︎潮の満ち引きを確認し、潮が満ちてくる時間には早めに引き上げましょう。
⚫︎天候が悪化した場合(雷、強風など)は、すぐに中止しましょう。
⚫︎熱中症対策をしっかり行いましょう。
⚫︎小さなお子様からは目を離さないようにしましょう。
⚫︎保護区域には立ち入らないようにしましょう。
マナー
⚫︎採取できる量や貝のサイズを守りましょう。
⚫︎使用できる道具の制限を守りましょう。
⚫︎ゴミは必ず持ち帰りましょう。
⚫︎他の人に迷惑をかける行為はやめましょう。
🔸子供連れでも安心なポイントとアドバイス
お子様連れでも潮干狩りを楽しめるポイントとアドバイスをご紹介します。
ポイント
⚫︎遠浅で波の穏やかな場所を選びましょう。
⚫︎休憩できる場所があるか確認しましょう。
⚫︎トイレやシャワーなどの設備が整っている場所を選びましょう。
アドバイス
⚫︎お子様用の着替えやタオルを多めに持参しましょう。
⚫︎日焼け止めや帽子など、日焼け対策をしっかり行いましょう。
⚫︎お子様が飽きないように、砂遊びセットなどを持参するのもおすすめです。
⚫︎[大洗サンビーチ]は、遠浅で家族連れにおすすめです。
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虫よけスプレーや絆創膏:虫刺されや軽いけがに備えて、虫よけスプレーや絆創膏を持参すると安心です。
これらの準備を整えておけば、初めての潮干狩りでも安心して楽しむことができます。
家族みんなで自然の恵みを満喫しましょう。
潮干狩り後の楽しみ方と周辺情報

潮干狩りを楽しんだ後も、大洗には魅力的な過ごし方がたくさんあります。
採った貝の美味しい食べ方から、周辺の観光スポット、地元ならではの海鮮グルメまで、大洗を最大限に満喫するための情報をご紹介します。
🔸採った貝の砂抜きと保存方法
砂抜き
1,真水1Lに対し大さじ2の塩を溶かし、海水と同じくらいの濃度の塩水を作ります。
2,バットなどの平らな容器に貝を重ならないように並べ、貝の頭が少し出るくらいの塩水を注ぎます。
3,新聞紙などで覆い、暗くて涼しい場所に3時間ほど置きます。
4,砂抜き後、貝同士をこすり合わせるようにしてよく洗い、真水で数回すすぎます。
保存方法
冷蔵保存: 濡らした新聞紙で包み、冷蔵庫の野菜室で保存。2日以内に調理しましょう。
冷凍保存: 砂抜き後、殻付きのまま冷凍用保存袋に入れて冷凍。1ヶ月程度保存可能です。
🔸大洗周辺のおすすめ観光スポット
大洗には、潮干狩り以外にも楽しめる観光スポットがたくさんあります。
大洗マリンタワー: 地上60mの展望台からは、太平洋や大洗の街並みを一望できます。
大洗磯前神社: 海に面した鳥居が有名な神社で、パワースポットとしても人気です。
アクアワールド茨城県大洗水族館: 約580種の海の生き物が展示されており、イルカやアシカのショーも楽しめます。
大洗リゾートアウトレット: ショッピングや食事が楽しめる施設で、お土産探しにも最適です。
めんたいパーク大洗: 明太子の製造過程を見学したり、できたての明太子を味わったりできます。
🔸地元の美味しい海鮮グルメ紹介
大洗は新鮮な海の幸が豊富で、地元ならではのグルメが楽しめます。
大洗のあんこう鍋: 冬の味覚として有名ですが、通年提供している店舗もあります。
しらす丼: 漁港直送の新鮮なしらすをたっぷり乗せた丼は、さっぱりとした味わいです。
海鮮丼: 地元で獲れた魚介類をふんだんに使った海鮮丼は、ボリューム満点で満足感があります。
カニ、あんこう: 大洗の冬の味覚の代表格です。 新鮮な地魚: 大洗漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を使った料理は絶品です。
- かあちゃんの店: 大洗漁協直営店で、新鮮な魚介料理を味わえます。
- お魚天国: 海鮮丼が人気のお店です。
- 山水: 海を見ながら食事ができるレストランです。
大洗に旅行に行きました
— はちまる (@kemi_hatimaru) June 15, 2021
ランチには母ちゃんの店で食事
アクアワールド・大洗水族館に行きました pic.twitter.com/VejuphGf55
人気なハマグリお土産に楽しい1日を満喫しましょう♪

大洗の潮干狩りは、2025年も春から初夏にかけて多くの人でにぎわう人気レジャーです。
本記事では、ベストシーズンとされる4月中旬〜6月末の干潮時間や潮見表を紹介し、もっとも貝が採れやすいタイミングを丁寧に解説しました。
潮干狩りが楽しめる場所は第1・第2サンビーチに限られ、保護区域との違いやアクセス方法、施設情報なども詳しくご案内しています。 料金は基本無料ですが、駐車場などの利用には別途費用がかかる点に注意が必要です。
また、ハマグリやホッキガイの採取にはサイズと量の制限があり、ルールを守ることが求められます。初心者向けに必要な道具や服装、子ども連れでのポイント、安全に楽しむためのマナーまで網羅しました。
さらに、貝の砂抜きや保存方法、大洗周辺の観光スポット、地元の海鮮グルメ情報も満載です。 初めての方でも安心して楽しめる、大洗潮干狩りの完全ガイドです。
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